モータースポーツと言えば紳士のスポーツ!
どのくらい紳士でなければならないかと言うと
レースを始める前にサーキットで
F1レーサーだった中島悟が国内で走っていたくらいの時代の選手に
サーキットで呼び止められこんなことを言われました。
誰がスポンサーになるか、わからないから口のききかたには気をつけろ!と言うくらいに私のように全てにおいてジェントルメンでなければなりませんでした。

紳士時代
その昔はジェントルメンを目指して数多くの紳士たちがサーキットに集い
サーキットでは練習もまとにできない台数で
レースともなると三ケタのゼッケンが必要なくらいのエントリー数
予選通過もできず、
紳士の舞台に立つことなく終わっていく紳士も数多くいました。
紳士の出発点!
当時フォーミュラの登竜門クラスFJ1600
数多くの有名レーサーの出発地点でした。
FJ出身ドライバーで、もっとも有名な選手は
F1まで登りつめた神風右京こと片山右京ではないでしょうか!
右京も初めが肝心と言うことでFJ時代は髪型もバッチリ
神風ボンバーヘアーで紳士的にキメており

右京が所属していたガレージの社長もまた紳士で
髪型は乱れることのない紳士究極系ヘアースタイル
スキンヘッドにグラサンと言う黄金のいでたちで、
いつもサーキットにいました。
サーキットの噂ですが、後に右京は
あそこには、もう二度と行きたくない
そんなことを言ってしまうくらいに右京のいたガレージは紳士度合がすごかったようです。
そんな紳士の使う乗り物レーシングカーは
全てのパートがスペシャリスト達によって別れており
今の仕事で壁にブチ当たると勉強をさせにもらいに行ってます。
今回はエンジンのチューニングについて勉強したかったので
私がFJ時代にお世話になっていた紳士でチューナーである
エンジン屋に勉強に行ってまいりました。
エンジンの事を教わる前に、今のエンジンの状況を測定


エンジンのデーターをとり勉強会へ

初めてここを訪れた時と、何も変わっていない風景。
変わったと言えば社長がパンチパーマでなくなっていることくらいか。
初めて来た時に事務所に通され社長にオマエいくつだ
18と答えた事務所の中も20数年前と何も変わらず
今回の事を相談しながら昔話に花を咲かせ社長が
当時うちで一番速いエンジンをオマエに与えてたんだぞ!そう!それ!何やってたか教えていろいろやんてんだ!だから一つ一つ勉強会開始
ここ来ると内燃機の機械がなんでもあるから
まずはカーボン落とし

国内のフォーミュラからGTなどのレーシングカーのエンジンをいくつも組んでいるだけあって
エンジン内は社長にとって庭のよう
なんでもサクサク答えが出てくる
一つ一つ方程式を教わっているうちに
企業秘密に到達してしまった。
これは教えれないけど特別に教えてやる
と言ってくれたからMY道具を持参で勉強会

オマエのギザギザがあって見にくい
世界のミツトヨでもダメな測定具があったのか
社長のゲージ使ってみると
同じミツトヨでもギザギザがないだけで使いやすい。
なんかわからないけど
すごい答えがでてきた!!!!!!!!社長が今回の授業料は
億だぞ!
それくらいの価値あることを教わったので今回はこれで満足。
早速自分のでテスト

リッターバイクやレース用バイクには、まだまだかなわないけど
エンジンフィーリングいい感じ
今回は企業秘密がたくさんあるから画像少ないですが
FJのエンジンは、キャブ車でこんなエンジンです。
- 2015/08/18(火) 06:07:42|
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