ロータスのスポーツカー エスプリ
長期不動で保管していたらガソリンタンク内が錆びてしまって
タンクの修理の依頼です。

どうやって積んだのか!?
取り外すのに大変だったそうです。
海外製で専用タンクがあるらしいのですが
ちゃんと取付くかわからないし
ガソリン漏れも心配なので
載っていたタンクを加工するほうが間違いないとのことなので
錆取りついでにタンクサイズも変更します。
前回やらせていただいたタンクと同じで
タンク内は錆取り剤で取きれる感じではないため
先ずは分解します。

ガソリンの片寄り止めの板も外して
錆をだしてみると

すごい量

ある程度手作業で錆をだしてからブラスト処理

ドレンタンク切り取ってみると

写真ではわかりずらいですが
錆の塊りがこびりついていて
ブラストで処理するよりは
作り変えたほうが間違いないし早そうです。

まずは板を切り出して

丸める

蓋を作って

ホースのフィッティングも邪魔して
タンクの脱着が困難だったから
ホースフィッティングもワンオフで取り外し可能で製作

それらパーツを溶接合体

ドレンのL型ニップルは回転式を取付けられるようにしました。

回転式なので反対にもクルリ

作業性はアップします。
ホース取り出しも取り外し可能

L型ニップルの上のホース取り出しも
取り外し可能で

もう一つのタンク側も
取り外し可能で製作

かなりタンクの脱着は楽になったかと思います。
タンクサイズも指定サイズに変更して製作


2液性のタンクコティング剤でコーティングしてあるので
長期保管も安心です。
使う量はハンパないですが

1ダースです。
- 2017/04/11(火) 04:28:29|
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