30年くらい前は10万ほどで購入できたXS650
今となっては値段も上がり旧車と呼んで良いのかもしれません。

旧車の集まりに行くと
カスタムなんてしちゃったら
批判されるような車両になってきたかも。
フレーム切るなんてとんでもない!

数年で手放してしまうのなら
ぶった切ったりカスタムしてあったらもったいないと思いますが・・・
乗り続ければカッコイイと思います。
チョッパーにカスタムした時に加工したチョッパーフレームはそのままで
このレーサースタイル

加工したフレームに部品が付くように
ステーを作って取り付け

付くはずもない車両に部品をボルトオンで付けるには
手間はかかりはしますが
またチョッパースタイルに変更したければ元通り

今回の製作依頼はレーサー

弊社汎用部品ならあてがってみて
何となくはスタイルを見て確認できるが

一点物のアルミタンクなんかは
オーナーと作り手のイメージは頭の中
最終的に良し悪しは形になってみないとわからない!

一度形になった物の変更は別料金
だから仕事が終わってから
何回も何回も何回も打ち合わせ。

この手の部品
本当にイメージの形の物を作ろうかと思ったら
数個は作らないとイメージ通りの物は作れませんが
イメージ以上の物ができることもあります。
イメージ以下と言うこともありますが

ライトカバーはなんとなくのイメージでおまかせでアルミ叩き出し
今回は肉厚のアルミを使い
ちょっと耳をだしてみました。

スクリーンには指定の文字

メーターは多機能マルチメーターをセンターで

シート表皮はヴィンテージ調の表皮で製作

今まではガソリン予備タンクを背負ってツーリングに行ってましたが
タンク容量も10リッター以上入るので長距離でもひと安心

自分自身でイメージして作る車両は
何となくのイメージで作りだし
基本的に考えるのは走る走らないの構造的な部分だけで
ほか何も考えませんが
人のイメージと言う物はわからないので
何回も何回も聞いたり
今回のように遠くから足を運んでもらい
何回も打ち合わせします。
それでもイメージ通りの物ができるともかぎりませんが

この部品を1cm上げてくれ!下げてくれ!など
そのたびに構造考え仕様変更
神経の使う艶消しのボディー色にも
かなり集中力使いましたが
満足いく一台になっていれば幸いです。

乗り続けることにより
XSのカタヤマと言われるようにたくさん乗ってほしいです。
- 2021/03/15(月) 04:16:43|
- XS650
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