やっと休みがきた!
休み前半は山でのんびり過ごすことにした。
ゆっくり過ごすには日が昇っている時間には山にいたい。
だから10時間前後で登れる山はないか探したが
このくらいの時間になる山はアルプスしか思いつかず
しかしアルプスは雪が残っており
初心者では登れない山が多い
でも見つけた
南アルプス最南端の山
大無間山登山道が廃道になっているらしく
ところどころ山が崩壊していて
人もあまり入らず
有名な山ではないらしい
山に入ってまで
人に会いたくないから
やはり
大無間山人がいないだけあって動物もいた
はじめ黒いから熊かと思ったら
猪かカモシカかなんかポイ

動物は登山道に消えていった。
我々も動物を追うように山に入山
今回もパートナーは
山と藤田しか友達がいない幼なじみだ。

まずは小屋を目指し一気に1000メーター上がる
ただ10時間くらい歩けるとだけしか調べてなく
大無間山と検索すると
なぜか?
心霊とでるのが気になり
心霊ばかり見ていて
山の情報を知らずに入山
大無間山を登るには8個山を越えないと行けないみたいで
しかもかなりの角度の山を越えないと行けないらしい
やっと小屋に着いた。

ここでお昼タイム

この山は水場がなく
ビバークの装備に加え
2日分の水も持たなければならない
ここから急な登り下りが続くらしい

手を使わないと登り下りできないくらいでキツイ

しかも登山地図によっては
登山道がなくバリエーションルートあつかいになっていて
道がわからず
かなり迷った。

しかしオレの頭から心霊がはなれないが・・・
廃道の登山道
山も崩れ
ちょっと道に迷うとザレ場

基本尾根伝いに歩くので
ザレ場横を歩く

だいぶ危ない場所がきた!

ここを超えないと大無間山には行けない。
これ危ないって!

危ないから
ここで帰ろうかと思ったけど
なぜか?足は前に進み
オレは登っていた。

ここを超えると小無間山

基本この山
頂上と言っても
景色はあまり見えない。
この山基本的に視界が悪く
景色を楽しくことはできない
だから人気がないのか?
あまり登らない山と言うだけあって
登りで3人しか人と出会わなかった。
今日中に大無間山まで登る予定が
あまりに迷ったため
タイムオーバー
中無間山手前でビバーク

やたら冷えると思ったら
氷点下-4度
雪が降ってきた。

俺達
氷点下の装備はもってきてないから寒い

日が沈む前にテントで寝るが寒い!
ここで帰ればよかった。
登るんじゃなかった。

朝起きて一面真っ白だったら
オレは
ヘリを呼ぶもう寒いから家に帰りたい!
もう危ないから
登山はやめようそう思いながら寒いなか寝た。
日が昇り朝6時ごろ目が覚め
寒いなか外に出ると
残念なことに雪は積もらなかった。

これではヘリを呼べない!
ここから大無間まで往復約5時間かかるらしい
道がわからないから
まだ迷うこと考えると
5時間以上かかることも考えられる
オレは今日かならず帰らないといけない
明日林道ツーリングの約束をしているからだ
だから大無間はあきらめた。
でも来た道帰るのかと思うと

ヘリを呼びたくなる
幼なじみに相談したところ
ヘリは呼ぶな!と言われて
あきらめて自分の足で下山
また迷いに迷って
幼なじみともはぐれ
ここ進のかと思うと
ヘリを呼びたくなるさすがに危険を感じ
オレはスリングとカラナビをだし
身体に付けて下山

もし滑落したら救出できるように
上からロープをだして
幼なじみは待機
幼なじみはこうして
運動神経の鈍い藤田を
子供のころから助けてくれた。
今でも変わらない。
だからなんとしても
明日の林道ツーリングへは行くしかし道がわからず
迷いに迷い
違う尾根を下りていたり

違う谷に向かい下りていたり

無駄な登り下りを繰り返し
やっと小屋到着

ここからは急ではあるが
下るのみだが迷う

本日まだ誰も登山者とは会っていないが
ここで下から上がってくる登山者と会う
登るさまは
ゆっくりとゆっくりと登ってくる
オレは思った
女性だとは思ったが
そうは思いたくなかった。
ネット情報だと心霊は女性
下を向きながら登ってくる女性に声をかけた
オレは祈った!
顔に土がついていないでくれ!と
土はついていなく
普通の中年女性だった。
さすがのこのペースで大無間はないだろうと思い
小屋までですか?と話しかけた。
この小屋が目的地みたいだ。

女性と二言三言言葉をかわし
オレたちは下山
景色などにあまり興味ないが
これめずらしいみたい

これこの山の名物みたい

やたら荷物の多い幼なじみ

やっと車まで戻れた。

明日は林道ツーリングへ行ける。
しかしこの急な登りを
上がってきた女性

今思えば
あのペースで小屋まで辿り着けるのか?
しかもなぜ?
こんな急な登りの山を選んだのか?
しかも登山道もしっかりしてないのに
そして振り返ったときに
女性はいたかな?
今となって気になります。
明日は午前は林道
午後からはサーキットです。
- 2022/05/07(土) 01:14:56|
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